昨年から始めたベランダ菜園ですが、唐突にスイカの苗を植えたんですよ。
ホームセンターの園芸コーナーでスイカの苗が目に入ったとき、夫婦で夢を見たのね…うちのベランダに、美味しそうなスイカがなるっていう白日夢をね。
うちでスイカができたら、1個お義父さんに差し上げましょう!とね。
家に帰って栽培方法を見たら(買う前に見よ)、プランター1個につき苗1本、着果は1株に1個と書いてありました。
できても1個やった。さるこが食べるし。
というか、いろいろルールがあって。つるが伸びたら脇芽を摘み取るとか、本葉が何枚とか、つるがプランターの端まで伸びたらUターンとか、ハチが来なかったら人工的に受粉させよとか。
受粉は花が咲いた日の午前中、水に濡れたらダメ。
受粉させようと思っても、雄花と雌花が同時に咲かないのね。
この記事で、もうあきらめてる…みたいなこと書いたけど。
スイカができてるよ。
まじで。
どこどこー
どこどこー
うわー、ミニミニすいか。
プランターからこぼれるように伸びたつるに、ちんまりと、でもまさに!スイカの赤ちゃんがぶらさがっておりました。
こんなにちっちゃいのに、ちゃんと模様があるし!ん?なんか産毛が生えてる。
よく見るとスイカのつるにも産毛が生えてるね。こういう植物はわりと見るような気がするので、この産毛がなんなのか調べてみました。
植物の産毛は「トライコーム(毛状突起)」っていうものだそう。
植物の表皮細胞が伸びたもので、植物種によって単細胞のものも、多細胞のものもあり、随分長いものから、とても短い棘のようなものまで様々です。長い物としては、ワタの種皮のトライコームが綿です。トライコームの役割は、それぞれのトライコームによって違っていますが、強い光に対する防御、強風時に気孔から過度に水分を失う事を防止する役割、小さな害虫が葉の本体に近づきにくくする役割などが言われています。
スイカの赤ちゃんはトライコームというふわふわした産毛で、乾燥や害虫などから守られているんですね~
この産毛がなくなったときが、大人になった証拠で…スイカを収穫できるサインのひとつなんだそうです。
大きくなってねー!